昨日の 小室哲哉さんの会見を受けて。
私も感じたこと、思っていることがありますが・・・
世の中のたくさんの方がなかなか良いことを言っていたり。
関心が向いているようなので。
今日は私の思いを具体的に発言することは置いておきます。
また、気が変われば書きたいと思います。
小室さんと言えば、SMAPにも楽曲を提供してくださったり、「スマスマ」や音楽番組などでも何度も共演してくださった方。
少し前も中居君が司会の日テレ系「のどじまんTHEワールド」の審査員としても来てくださっていました。
中居君が「音楽番組」の司会にこだわり・・
とても大切にしてきたことをファンは知っています。
だから、TBSの音楽スタッフとの番組がなくなった時の想い・・そして、SP番組の「のどじまんTHEワールド」が開催されたことなど 一喜一憂の中、今過ごしています。
審査員席で、小室さんはいきいきと司会をしている中居君をどんな風に見てくださっていたのかなぁ・・と改めて思います・・
昔、「TK MUSIC CLAMP」の司会を中居君へとバトンタッチした時
自分と中居君が「似ている」とおっしゃった小室さん。
そんな「似ている」2人が司会を引き継いだ回の中から、トークをレポします。
ぜひ、ご覧ください。
中居君、いまどんなふうに思っているのかな・・・・ 中居君にとってこの「TK MUSIC CLAMP」の司会は大きな経験、意味を持っていると思っています。
※(『TK MUSIC CLAMP』は、フジテレビ系列で1995年4月13日~1998年4月2日まで放送されていた音楽トーク番組です)
初代司会者の小室さんが、プロデューサー業が多忙になり、2代目の司会者に中居君が抜擢されました。
【TK MUSIC CLAMP #15 1996/5/16】
小室さんは “ゲスト” という立場。
小室 「中居君は「びっくりしたベスト10」。会ってみて予想外というか。自分がある程度イメージして会うでしょ?その予想外の1位に入る」
「1位だと思うわけ、僕の中で。こんな人なんだ、こんなやつなんだ・・っていう意味では結構びっくりしたのね。」
「予備知識がない、ってのもあったし。勝手にこんな感じってのは「SMAP」って部分でしか分からないじゃない。色んな話を聞いたりして、やけに考え方が・・年齢は違うんだけど・・事の進め方がすごい似てたからびっくりしたでしょ?俺の話してる時」
中居 「びっくりした。小室さんと接点があるとは思っていませんでした(笑)」
小室 「変な接点なんだよね。 趣味が一緒とかさ・・女の子の趣味が一緒とかそういうんじゃない。もっと渋い接点だったけど。」
中居 「マニア的なとこですよね。」
小室 「自分の性格、キャラクターがなんかすごい似てるなあと思って。」
中居 「作る人。裏の人ですよね。作る人と会話をする機会が少ないんですよね。作る人は周りの人いろいろいるんですけども、こういう場もそうですけど、テレビ以外のところでも話す機会は少ないですし。だから小室さんとお会いして話してある意味で刺激にもなりましたし・・作り方、その道筋は我々が思ってることと小室さんが思ってるところは・・その加減は違っても「あっ 同じところをきてるんだな」・・逆に自分にとっては自信が付いた面ありますし・・」
小室 「そうだったらいいよね。なんかすごい似てると思った。だからあんまり経験の長さとかそういうのは関係なくて、うん。物を作っていったり、形にしてく作業が一緒のコだなと思ったし、すごく。そこら辺でびっくりしたのね。」
「他の人は「気が合うね」って言ってもミュージシャンの人が多かったから。もろギタリスト、とかあの曲が好きとかあのアーティストがとかこういう趣味が合うとかあったけど、そういう性格的なことで気が合うね、ってのは初めて。こういう中の人で。」
中居 「僕もちょっと気持ち悪かったですね」
小室 「それがびっくりしたね。」
中居 「びっくりしましたね。」
小室さんが自分の作る音楽について語っています。
中居君が「お金や1位を獲るためとか、数字の問題じゃないと思うんですよね、小室さんのやっていることは」と。それに対して小室さんは
小室 「どんどん削ぎ落すようにしてて、最終的には聴いてる人が気持ちがよくなる、気持ちが落ち着くとか。気持ちがよくなるということだけだよね。」
中居 「その喜びというのはお金には代えられない・・」
小室 「代えられないでしょうし。 もしも聴く人がお金持ちになろう、とかで頑張って働いている人なら・・その「頑張ってる人の手助けになる音楽」?そういう風に考えるから。 お金出して、1000円でも3000円でも買ってくれる人のためにちょっとでもなればいい。少なくとも「なんだよ」とならないように絶対その線は超えなきゃいけない・・しかないからね、今ね。」
中居 「その気持ちは絶対大事なことですよね」
小室 「恵まれてスクールとか持てるわけだからね」
中居 「例えば今、小室さんが曲を作る時に時間に追われて、安易な気持ちで「ま、これでもいいだろう」・・それを提供したことによって・・でも、今の小室さんだったら名前だけで売れるかもしれないですよね?」
小室 「いくかもしれないね」
中居 「でもそれでもいい状況であるにも関わらず、常にベストな・・時間には制限されてるでしょうけど・・その制限されてる中で 自分の中のベストな状態のこれは小室哲哉の音楽ですよ、プロデュースしたものですよ、胸張って出せるっていうのは素晴らしいことだなと思います」
小室 「大変っちゃあ大変だけどね・・」
「僕が ため息をついているところを見たことある人いるかな?って感じだよね。例えば「お疲れ様でした」って扉を閉めた瞬間に・・きっとあるかもしれない、中居君でも。ハァー・・っていう感じ?」(中居 笑)
「そういうシーンは見せられないから、僕は。今。」
中居 「逆に見せたくないのも」
小室 「見せたくないのもあるし」
中居 「逆に見た周りの人っていうのは・・不安になったり・・」
小室 「そう。もしもそれをね、通りがかりで見たら「やばいよ、小室さん。疲れてるよ」とか。「そうとう重症だよ」とかね。そういうのも入っちゃってる。仕事の中に今。」
「TK MUSIC CLAMP」の初代司会を小室さんから中居君へ・・について
小室 「でもよく引き受けたよね~・・・司会は好きだっけ?そんなわけじゃないよね?」
中居 「(笑)」
小室 「司会が好きって人いないよね?」
中居 「僕、喋るの・・聞くのが好きですね」
小室 「あー・・ほんと。」
中居 「でもねぇ 小室さんのファンの方はかなりショックを受けてる・・」
小室 「僕はなんで来週から、とかお休みか・・っていうと、時間の限界がまず・・これは納得してもらえる理由だよね?・・って思うんだけど・・」
中居 「ん~でも納得いかない」
小室 「ちょっと落ち着くまでは少しレコーディングの時間を・・うん、使わせてもらいたいかな」
中居 「かなり追われてるみたいですね、今」
小室 「今日もスタジオから(ここに)来たし、これ終わったらスタジオ帰るし。それでスタジオの作業が止まってる。」
中居 「待ってる。」
小室 「(頷いて)待ってるし・・っていう状況で。やっぱりどっちも気になっちゃう。こっちも責任あるし。・・だったら一回ちょっとレコーディング沢山して、落ち着いたところで・・」
中居 「また戻ってきてください」
小室 「ポロポロと帰ってこれるようなだといい・・でも(番組名を)「TK」と付けてもらってるんですね。」
中居 「ええ、もう全然TKのまんまなんですから。」
小室 「どういう感じ・・お店任されてるって感じじゃない?(笑)」
中居 「(笑)留守番、って感じですね。なんか弟って感じですね。」
小室 「なんとなくね。」
中居 「鍵を渡された感じですね」
小室 「けしてこう・・ね、ドッカリと落ち着けないでしょ?「TK」なんとかって付いてたら」
中居 「でもね、小室さんが帰ってきてくれたら、ね?」
小室 「たまにそっち(司会側)で2人で話聞いたりとか」
中居 「(笑)そういうのもあるかもしれないですね」
※本日のツイッターはちょっとだけ、ですが。
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