さくさく☆2

SMAP&中居正広さん大好き ~もっと飛べるよ~

ジャニーズ問題と日本の芸能界と人権。

なんだかなぁ💧

最近は週に1回のラジオレポのみ、になってしまってるこのブログ。
中居君の番組見て 感想とか書いてもいいんだけど、うーーむ💧・・・なんかそういう雰囲気でもないし。(A^_^;


気持がね・・ついていかないことが多くて。
いわゆる“ジャニーズ問題” のアレコレで、心がね疲弊しちゃって。
楽しいことワ~イ って書く気持ちにもなれず・・
そうかと言って、その“問題”『はぁ!?』って信じられないようなコトが次から次に起きたりするので・・

 

で。 何も書けない  (;-ω-) チーン


゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*

 

今日は 少しだけ角度をずらしてこの話題について・・いちファンが思うこと。

 『権力が集中し過ぎると良くない』。

 

先日、こんな記事が出ていましたね。

 ↓  ↓  ↓

性加害の話「ずっとあった」 ジャニーズ問題で北野武監督 | 共同通信


カンヌ映画祭で 海外メディアからの質問に 北野武監督がこのように語ったと。

 

~引用~

「 第76回カンヌ国際映画祭に合わせ24日に行われたインタビューでの発言で、「日本でもLGBTQ(性的少数者)の問題やセクハラについて声を上げられる時代がようやく訪れた」とも述べた。

 北野監督は、日本には戦後から複数の有力な芸能事務所が存在し「こうした事務所はタレントを奴隷のように扱い、それが今日まで続いてきた」と言及した 」

 

( 他の記事を貼っておきますね )

 

https://twitter.com/HuffPostJapan/status/1662238291297443841?t=TIi9hxXMPUHFgIGmELSw3Q&s=19

 

この「奴隷」という表現にショックを受けている人もいるみたいですが。

SMAPファンにとっては 少なからず触れたことのある表現だと思う。
すでに 2016年~2017年にかけて海外メディアには、取り上げられていたので

 

現在、大きく騒がれているのは「ジャニー氏の性加害」だけど。
この性加害の問題日本の芸能界の問題はもちろん無関係ではない。

 

日本の芸能人の多くは、いわゆる「芸能事務所」に所属している人が多い。
事務所とタレントのパワーバランスは、圧倒的に事務所が強い。

チカラのある大手事務所に所属することじたい、簡単ではないし。

所属したからと言って売れるとは限らないけれど・・
「どの事務所に所属しているか」は、おそらくタレントの仕事の質や量に大きく影響する。

まるで実力とは関係ないみたいな言い方をして申し訳ない。💦
もちろん、大手事務所に所属しているタレントさんも 魅力にあふれて、努力家で実力もある人たち。

でも、弱小事務所の所属だったり、フリーだったりすると、なかなかチャンス自体に恵まれない厳しさもあるのではと。

 

日本の男性アイドルは ジャニーズ事務所が一強だった、と言っても過言ではない。

つまり、日本の芸能界で男性がアイドルを目指すなら・・
「ジャニーズ」を目標にする人が多い状況だった。


これから、未来が開けるかも✨・・と夢を胸に抱いてジャニーズに入った少年たちが、望まぬ性加害を受けてしまう。

まだ判断力も未熟で多感な時期。

学校が子供の世界の中心であるのと同じように「ジャニーズの世界」が子どもたちにとって、芸能界の中心みたいなものだと思う。

親にも言えない。
拒否すれば、自分の未来も断たれてしまう・・どうしたらいいか分からない。

 

ジャニー氏を拒否して、ジャニーズをやめれば
日本の芸能界では仕事が出来ないかもしれない。

もし、声を上げても「誰も助けてくれない」だろうと小さな胸を痛めていた被害者のことを思うと苦しい。


なにも知らない子どもたちが、ジャニーズに憧れ、足を踏み入れる。

スターが生まれ、ますます憧れのブランドへと成長し、大きな利益を生む存在はテレビ局をはじめとした、メディアや多くの企業、組織と連携して・・さらなる利益を生み出してゆく。

 

何十年の間に・・
告発し、声を上げる者もいた。
けれども、大きな利益を生み出す仕掛けの流れに乗ったメディアは広く「伝える」ことをしなかった

そして、何も知らない子供たちが、また・・憧れのブランドを目指す。
この繰り返しだったのだ。

 

権力の集中。
ますます強くなってゆくジャニーズ。


この陰でどれだけの人が泣いてきたのか・・

 

゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*

 

私はもともとジャニーズファンではない。アイドル好きでもない。

でも90年代、かつてのアイドル像からはみ出したSMAPに興味を持った。

「なんだコイツら」

魅力的なヤツらだった。🌈
彼らを追うのは楽しかった、元気をもらった、癒され、人生を共に歩み・・それはずっと続くと思っていた。

彼らの活躍ぶりは、かつてないもので。
“アイドル”の寿命を延ばし、それまでのアイドル像を変えただけでなく、実際にアイドルを超えた仕事ぶりは、ファンの欲目ではなく日本の芸能史に特筆すべきものだと思っている。


しかし、“ずっと続く”と思っていたそれは・・2016年、突然終了した。

事務所がダメと言ったらダメなのだ。

本人たちが「続けたい」と思っても、願っても、日本では事務所が許さなければダメなのだ。

独立しよう、としても事務所とうまく話がまとまらなければ、潰されてしまう。
SMAPほどの大スターでさえ、そうなのだ。

 

日本の芸能界で活躍する、ということ。

1人1人の実力だけではどうにもならない。

スターでさえ、奴隷。

人権はどこに?

 

「こうした事務所はタレントを奴隷のように扱い、それが今日まで続いてきた」
 (北野武さん)

 


SMAPが乗りに乗って、寝る暇もない程のハードスケジュールで活躍✨していた頃・・いや、彼らは解散するまでどの時代も ずっと尋常ではないスケジュールをこなしてきたスーパーマンみたいな人たち。

でもね

その活躍ぶりは、“他のひと”の仕事を奪うことになっていたはず。

彼らが望む望まないにかかわらず、彼らが力をつけ、人気が増大すればジャニーズもまた利益を増大し、業界での存在感を増していった。

追いかけける私たちも それこそ寝る間を惜しんで、ついていかないと回らないほどの忙しさだったけれど・・ちょっと待って・・それって良くないね。

 

ブラックじゃん。

日本の芸能界の「武勇伝」に大スターが寝ることも、食べることもろくに出来ず、伝説築いた✨みたいなのが ほぉ~✨みたいによくテレビとかでも語られてるけど。

ちっとも良くない日本人はそれに気づかないといけない。

 

スターは 心身を壊すような労働環境で、奴隷のように搾取され。

その陰では 大手事務所に忖度するシステムが働き、チャンスを潰される人たち

誰も守られていない。

 

゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*

 

一人一人のタレントが 権利を持って 活動できる未来

そんな未来に向かって欲しい。🌈

 

大手事務所をやめたら、干されても仕方ない、とか。

健康も守られないような労働環境を「売れてる」と誇るような環境、とか。

今まで一般人も当たり前のように受け止めてきたこと、オカシイよ!と言える日本に。

 

心身ともに守られ。

奴隷ではなく

1人1人が自立した人間として 芸能という仕事を選択できるように。


まずは、ジャニーズの「性加害」の犯罪が正しく調査され、検証されますように。
被害者に対する賠償やケアはもちろんのこと。
2度と繰り返されることのないように、法整備などがされることが望ましい。

大人たちは “単なる芸能界のこと” と矮小化せずに、社会問題として見逃してはいけない事案だと思う。
これはただの芸能界という一般とはかけなはれた業界の出来事・・ではない。
これは日本社会そのもの、なのだから。

 

       

 

♪。.:*・゜♪。.:*・゜☆

 

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