<プロ野球の話をしますんでそんなに聞かなくてもいいスペシャル~>
中居 「どうもこんばんは中居です。今日はですねプロ野球の話をしますので、え~・・なんか、迷ってる方は えー、そっちの方を優先していただきたいと思います。」
(゚ー゚)
「(優しい声で)『ジャイアンツの上原選手、阿部選手が今シーズン限りで引退』」✨
「『上原投手は球界現役、最年長の44歳でした。他のスポーツで見ますと大相撲・最年長は華吹(はなかぜ)さん、49歳。サッカー・最年長、三浦カズ KINGカズさん52歳。え~、JRA騎手・最年長、柴田善臣さん53歳。プロボウラーの最年長は島村知恵子さん、はちじゅ・・88歳。プロゴル・・ゴルファー最年長、石井朝夫さん、鈴木よしぞうさん 共に96歳。』・・うん あ、プロなんですからね。お金もらってるんでしょう。」
「ね~・・あのー アスリートの人達は、ね?どうしてもやっぱり寿命というか体のコンディションの都合もありますし。結果が出なければ、というちょっと僕なんかとは違う世界だったりするんで。厳しいんじゃない・・ね?厳しい世界なんじゃないかなーと思いますけども。 でもこうやって、慎之助がやめる~ 上原投手がやめる~ 誰々がやめるーって・・ま、上原投手も阿部選手もしっかり会見が出来て、え~・・その・・え、辞めぎわというか、でもしっかりとフィーチャーされますけども。」
「いますからね、22歳で引退、とか。23歳で戦力外通告とか。んで、次のチームが見当たらず、なんて選手の方が多いですから。ほんと、新聞にもちぃ~ちゃく載ってる選手が・・新聞に載らない選手もいますからね。うん、あのー戦力外通告、契約を結ばない欄に ダァーッ・・って名前だけ出てるような人もいますし・・ねぇ~・・ ですから、いつも毎年、ね?あの・・ドラフト ねっ?番組やってますけども・・だいたい100~・・10人から130人ぐらい。年によって違いますけども、入って。ほんっとにキレ~イに同じぐらいの選手がいなくなる。わかんないでしょ!?どんだけいなくなってるか。」
「たぶん、名前を知ってる選手だけでも、たぶんね15人から20人ぐらい。 うん。僕はだいたい分かりますけども。あ、この選手知ってる、あ、あの選手知ってるって15人、20人ぐらい・・あとの80人、90人はたぶん・・一軍にも上がったことないだろうし、二軍にも上がってないとか・・リハビリのまま終わってしまう選手もいたりしますんで・・入ってくる人がいれば、去る人たちがいるっていうことは忘れて・・ないでいただきたいなと思います。 ゆず!」💨
スタッフ 「んー・・ん~~・・・っ ともだちのうたっ 」
曲:友達の唄 ♪(ゆず/1999)
~CM明け~
中居 「 っていうことでぇ~ ペナントレースが終わりましてぇー。日本シリーズは4勝0敗でソフトバンクの優勝~~☆ たまげた、たまげた、たまげた~」⭐
「・・にしても・・ 4タテかあ 全然、想像つかなかったなぁ(笑)」(スタッフ 笑)
「まぁ・・負けても 4-1、4-2だと思ってたんだけどな。もつれて、ま、4-3で勝ってくれりゃもう最高。4-2で勝ってくれたらいいなと思ってたけども。 まさか 0-4で負けるとは思わなかったな。早かったな、日本シリーズ 4日間。 ね? 土日火水!って感じでしょ?」(スタッフ 笑)
「ねえ? ボケっと・・ボケっとしてたら終わっちゃうよ?4日間なんて。 そりゃもうちょっと引っ張って欲しかったよね。いや まさか、4タテはな・・ビックリ。まあ、何が違うかって もうそりゃソフトバンクが圧倒的に強かったですよ。・・うん・・順位予想!? もういいよー」💧
「・・えー、最終順位は、1位ジャイアンツ、2位 DeNA、3位阪神、4位広島、5位ヤクルト、6位中日。 パリーグは、上から 西武、ソフトバンク、楽天、ロッテ、日ハム、オリックスとなりました。 や~・・4タテか・・💧」
(ハガキを読み始める)
ハガキ 「残念ながら、日本一を逃してしまったジャイアンツですが、敗因はなんだと思いますか?日本シリーズの反省点、そして今シーズンの総括をたっぷりお願いします」
ハガキ 「どうしてソフトバンクはあんなに強いのですか? 監督なんでしょうか?コーチなんでしょうか?スカウトなんでしょうか?何がいいんでしょうか?中居君、教えてください」
中居 「まあ、僕は専門家でもないんで。あのー 素人目線っていうか、ファン目線でしかないですけど。 日本一、何年パ・リーグですか? 7年? ・・7年か。 12年にジャイアンツが日本一になった以来、セ・リーグは日本一になっていない。 ま、歴然としてるんじゃないかな~というか・・パ・リーグのぉ・・ちょっとレベルが・・あれもそうだよね?交流戦も。 交流戦の15回やってるうち、優勝チームはヤクルト1回、ジャイアンツ2回、残りの12回は全部パ・リーグだと。・・と言うことは、分かりやすいなぁ~・・データとして、と思いますけど。パ・リーグの方が強いんじゃないのかな、って。」
「・・・うん。これがDHがある、DHがないっていうのもあるんでしょうけども・・強いんだよ、パ・リーグ。 あのねっ! なんだろな・・ジャ・・パ・リーグの6球団って・・ま、細かく言えばあれなんですけど、大雑把に見るともうみんなカラーが違うんですよ。 西武なんて・・もうピッチャー・・居ないんですよ!ピッチャー(笑)」(スタッフ 笑)
「でも、ただ・・もぅ死ぬほど打つから・・っていう、ね?投低打高(とうていだこう)。ピッチャーが低くて、打者が高い投低打高のチームもあれば、ピッチャーが良くて打線は良くないけど、ピッチャーで頑張ってる。」
「そういうに考えると、セ・リーグって・・そんなにね、チームカラーっていうのは戦い方、戦略が6チームとも変わんないんですよ。・・うん。ホント思い切ったなんか!っていうのがあんまり無い。ま、あるとしたら・・ちょっと横浜がちょっと独自のなんか・・うん、・・でも変わんないかな、あんまり。基本的には、打たれないようにして、『ピッチャーを打たれようにする。バッターはいっぱい打つ」なんだけど・・なんかそこらへんがちょっとなんか違うのかなぁ~・・ ほんとね、みんなどのチーム・・ だから、どのチームが優勝してもおかしくないうようなセ・リーグ。うん。 パ・リーグはもう、わからない!ほんとに。じゃ来年、西武が優勝するかって、西武5位の可能性もありますからね。で、6位だったオリックスが来年、優勝する可能性もあるんですよ。 どこが出てくるか分かんないのが、パ・リーグ。セ・リーグはホント、そんなに差がないんで・・と思います。」(゚ー゚)
「・・と言うことで、敗因。 ん~・・ジャイアンツは他のセ・リーグの6球団と比べると・・んー・・選手の層が厚い・・んですね。代わりに出て来る選手が、実績もありキャリアもある選手・・レギュラーでもおかしくない選手が控えに・・結構いる方。 それはセ・リーグの中ではジャイアンツ以外は、ジャイアンツの選手の層を「厚いな」って思ってるんでしょうけど、いやいや・・それ・・ソフトバンクと比べたら、全然ですよ選手の厚さは。」
「ソフトバンクの選手・・ん~・・ あともう、中継ぎ陣かなぁ。もう6回以降、7回以降のピッチャー? あと先発ピッチャーの数も違いますし・・。ソフトバンク、すごいな・・これ・・だってまだ投げてないピッチャーがさ、結構・・「まだ、あいつ投げてねえんだ」って。」(スタッフ 笑)
「「武田、アイツ一球も投げないで終わっちゃったんじゃないか?」とか、ねっ? WBCに選ばれるような選手が、5日目以降に投げよっかな~・・って準備してたら終わっちゃった、っていう。」
(ゴクゴク・・飲み物を飲む音)
「でも、先発ピッチャーが、もし最初に点取られちゃったとしても、それぐらい打線もあるけども あのね、負け試合の・・に出てくるピッチャーが、もう そもそも勝ち・・セ・リーグで言ったら勝ち試合に出てきて欲しいぐらいのピッチャーが負け試合で投げたりすんのよ。」
「・・ちょっとねぇ やっぱねぇ 差が・・うーーん・・ じゃ、この差をどういう風に埋めればいいのかな?って思うと、うーんとね・・・ これはソフトバンクに限らずなんですけど。えー、セ・リーグで言うと広島、中日、は比較的。で、パ・リーグはやっぱソフトバンクがずば抜けてると思うんですけども・・あんねぇ ドラフト1位じゃなくて、なんかスゲー活躍してる選手が育成から出てきた、とか。うん、ドラフト6位のやつとかが・・あのだから、僕も入って来た時のことを憶えてない、注目されてないから。憶えてない・・こう 支配下登録。プロとしてじゃなくて、プロになるための育成選手として取った選手が活躍したりしてるんですよ。」
「それ、比較的ね 広島もまあまあ・・「誰だ!?こいつ」っていうヤツが・・あのー ローテーションだったりとか。で、中日も意外と「なんだオマエ?」っていうヤツが出て来たりするの。 だから、育て方がやっぱり、広島、中日って上手なの。それに長けてるのはソフトバンクっていうのはやっぱり、育成もそうだけど、三軍もあるんですよね。 一軍・二軍入れ替わり・・っていうけど ソフトバンクは三軍もあって、その施設がハンパないの。ちゃんとした球場なのよ、また! もう環境がスゲェ整ってんの。寮と球場、えートレーニングスペースから何から、完璧なんですよ・・・」✨
「だから、やっぱり選手が育つんですよ! ・・ 育つ!!」💨
「これね!?・・ あの~・・なんつぅんだろ や、このドラフトね? ほら、「監督なんですか?コーチなんですか? スカウトなんですか?」って。 スカウトっていうのも、昔とだいぶ変わってきて、90年代から・・このFAって聞いたことあるかな? フリーエージェントって言って、ある実績・ある年数をNPB・・プロ野球の選手としてまっとうしたら、フリーエージェント。“好きなところに行っていいですよ”っていう権利をもらえる。」
「ねっ? でもその権利を・・権利をじゃあ「使いまーす!」っていう人と。「使いませーん」って、元のチームに居ます、っていう人がいいるんだけども。このフリーエージェントっていうのが、90年代前半に出来て、それから“逆指名”っていうのが出来たから、あの~・・そうすると、ドラフトも変わってくるんですよ。 うーんとね・・FAでいずれかは取れるから、って。外国人選手を補強できるからってバッターを取りに行かなくなっちゃったんですね。 とにかく、ピッチャーしかもう取らない!高校生も大学生も。」
「バッターは、どっかから取れるし、・・で、もっとあるのならば、あの~“下位”で取っても 全然、甲子園にも行ってない。話題になってない選手でも、「あ!コイツいじりゃ・・2年いじりゃいけるな」とか。「3年 育成でやればコイツ出るな」っていう・・“素材を見る”っていうね。なんだろ・・球が150㎞、160㎞投げれるつっても、もうもちろんコントロール良くなきゃいけないし、なんか「コイツは育ったら本当ダイヤモンドになる」っていう選手を見つけることが出来る、出来ないっていう・・またこれスカウトの手腕なんですけどもねぇ。」
「甲子園でホームランいっぱい打ってました!っていう選手が必ずしも打てる、っていう世界じゃないんで。 だから、“育てる”か。外国人か。FAがあるから。ってなるとやっぱり、ピッチャーになっちゃうんですよねぇ~・・ こっちで育てて・・あるいは素材のいい投手を・・だから、バッター取らなくなっちゃったんですよねー・・。」
「あ。」
「プレミアだ!」⭐
「僕、沖縄に行ってました。練習・・(笑)練習・・の取材に。練習の取材と・・えー、練習試合があって。で、来週ぐらいから、台湾行って来ます。」
「・・・僕、あの~ 毎回ね、なんかこう“サポートキャプテン” みたいな雰囲気でやってま・・あの やらさせて えー、頂いて。 ・・あー、言いにくいなあ。毎年、毎回、WBCもこのプレミアの世界野球もそうなんですけど。あ・・どうしよっかなぁ・・『そんなこと言うなよ』って。 でも、これね、あのっ・・一応、ファンとして。」
「今年の日本は不安です。」
「毎回、不安なんですけど。結局、好きな・・好きなチーム。例えば、好きな・・女の子でもいいんです。自分が好意的に思ってる人がいいところばっかりじゃなくて、悪いところもしっかり見ちゃうという。 今シーズンは、セ・リーグもパ・リーグも最後の最後まで気を抜くことの出来ない緊迫感のある140試合だったんですよ。 ほんと!最後の1試合2試合まで・・あの~どのチームも気を抜くことの出来ない試合が続いたので。今シーズンのプロ野球選手は疲れたと思います。」
「その・・だからっ 戦力・・技術的な戦力は、日本チーム高いんでしょうけど、なんかこう・・士気が下がんないのかな?って。」
「あの・・ちょっとコンディション不良で・・って。ちょっとまだケガ治ってなくて・・って、言われれば。でも自分が野球選手だったらば、「わかる!わかる!」って「コンディション不良で無理なんだよな」って分かる・・って思ってても、俺も・・ちょっと膝痛ぇんだけど・・とか。いや、俺もそう言ったらちょっとつま先・・かかとに痛みがあるんだけど・・って言う風に少しでもやる選手が感じちゃって。ちょっとした気持ちなんだけど、ちょっとなんか士気が下がんのかな?って。」
「・・ねっ?」
「だって、友だちとご飯に行く時だって、「お。今日は久しぶりにアイツも来る、コイツも来るみんな集まるんだ」つって。ね?その当日になったら、アイツもコイツも、あいつもなんか行けない・・ってなったら・・「え?なんで?」「なんか体調悪いみたいだよ」みたいな(笑) ちょっとそれだけでも・・「あっ・・ああそうなんだ・・」でも、「あ、そうなんだ」ってこう自分の気持ちが下がってしまったことをみんなに伝わってしまうと、みんなも沈んじゃうのかなと思って、ちょっとそういうのを見せないようにする時あるじゃん?」
(明るい声で)
「「あ!ホント! しょーがないなー」って言いながら。」
「すげぇ女の子が可愛いコが来る、って「今日はナントカちゃんも来るし、ナントカちゃんも来るし・・」おいおいちょっと・・クリーンアップが来んのかよ!?つって、これは楽しい!これカチンカチンだぞぉ!みたいな話になってて、クリーンアップ誰も来なかったらさ・・「えっ!?じゃ俺もやめようかな」とか(笑)ハハハ」(スタッフ 笑)💨
「ま、なんでもそうなんですけど。期待をしてしまうと、応えてくれた時の喜びはあるんですけど。期待が高ければ高いほどショックもおっきいから。 でも、侍はまだ試合が始まってないの! だからこれ始まる前になんとか・・高まって欲しいなって。技術的な面よりそういうメンタルってどうなのかな?って思いながら、僕はいろいろ話を伺いたいと思います。 ポルノグラフィティ。」
スタッフ 「・・ん~・・」
中居 「フフフっ(笑)ハハハ・・」
スタッフ 「う~ん・・あげはちょう!?」
中居 「ふふっ(口調をマネて)アゲハチョオ!?」
スタッフ 「サッカーの歌か、あれ。」
曲:アゲハ蝶 ♪(ポルノグラフィティ/2001)
~エンディング~
中居 「だから、自分にも期待してない。」
「フフッ アハハハ(笑)」(スタッフ 笑)
「自分にあまり・・大きい期待を自分に 自分が自分にかけて出来なかった時、ショック受けるから。俺、自分にも期待してない。 (笑)また来週。」(゚ー゚)
「今週のおまけハガキぃ~ ごんちょさん。 あれ?ごんちょさんって初めてじゃない?そんなことない?」
おまけハガキ 「胸は何カップがお好みですか? ちなみに私はCですけど。」
中居 「俺、わかんないんだよなぁ! 俺、そんなにないんだよね、おっぱい。 判明したんだよな、俺の好きな体型。うん! 今度ゆっくり話すワ。(笑)また来週。」
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いっぱーいお話してくれた。
ちょっと声が高めで・・野球のお仕事の時ってテレビでもそうだし、ラジオで夢中になって話している時もそんな感じだったなあ。
野球が好きなんだなあ。
プロに入る前の選手から・・ドラフト、育成、TOP選手、そしてプロを去る選手まで全体を見て、もっと良くならないかて愛を持って見てるんだなあ。
こういう人が侍ジャパンの「公認サポートキャプテン」として、みんなの代表として現場に行ってるっていいよな。
芯に「愛」がある人、ってのがホントいいと思う。
今回もラストの方で
「大きい期待を自分に 自分が自分にかけて出来なかった時、ショック受けるから。俺、自分にも期待してない」って発言があって・・気になっている人、いると思うの。
でもね。でも、私はいいと思う。
無理して自分の本音を見ないフリして、から元気、鞭打つよりも「素直」でいい。
自信が出て、ちょっと高めの目標で強気で行こう、って思える日がもし来たら・・そうすればいい。
私はそう思う。
今、中居君は目の前にある仕事、人達を大切にコツコツやっている。
この時間は、この日々はかならず、この人の未来を助けてくれるに違いない、だから。
■番組へのメッセージ ⇒ おハガキで 〒100-8439 ニッポン放送「中居正広 ON & ON AIR」係