<さよなら~2020年スペシャル~>
中居 「どうもこんばんは中居です。 さて、2020年最後の放送となります。皆様にとってどんな1年だったでしょうか。 うーん・・特別な1年で・・ね。 やり残したことはありますか? と言われても なかなかお答えが難しく いい年でしたか?って言われても、うーん・・いい年ではなかったのかなあ。その中でも いいことを探したりするのかなぁとか。なかなか振り返りにくい1年だったんじゃないかと思いますが。今日はそんな2020年を総括していきたいと思います。」
「歌っ☆」
スタッフ 「 ら・ら・ら 」
~CM明け~
中居 「さて、毎年この時期にお話していますが、今年亡くなった著名人の方。の話。 まぁ今年は そうですよねぇ・・しっかりあの~著名人の方に限らず、近い人が亡くなりました・・とはいえ、しっかりお別れすることが出来ないまま・・難しい1年だったんじゃないかなぁって。」
「ねっ? 手を握ることすら・・そばにいることすら、うーん・・出来ない時期、場面もあったんじゃないかなと思います。」
「2月に 野村克也さん。ノムさんですねぇ~・・亡くなりました・・3月にお別れの会みたいのがあるといって、僕もあの出席させていただきます・・なんて言ってたんですけど。新型コロナウイルス・・うーん 感染の拡大の なんかほんとに矢先だったのかな。えー・・「中止になりました」って。」
「ま、ノムさんに限らずですけど、あのレギュラー番組を毎週毎週やってる方がこういったケースだと もちろん環境変わりますけど。1年に1回とか、1年に2回とか なんか特番の時にお会いする人とか・・ってなると ・・あれ?ホント亡くなったのかなぁ?とか。うー・・ん なんかまたどっか行ったら会えるんじゃないかな?っていうね・・ なんか錯覚に陥ったりするんですよねぇ・・だからノムさん、あのぅ まだお別れ出来てない感じするかなぁー・・」
「そして志村さんですねー・・3月。うーん。ねっ 3月に志村さん亡くなって。8月に渡哲也さん・・今から5年、6年前に「中居のかけ算」という番組があって。その時に志村さんと・・渡さんを “かけ算したら”っていうような・・・渡さんとは、それ以来でしたかねぇ~・・志村さんはぁ・・「金スマ」で出ていただいて。」
「 うー・・ん・・。ちゃんとお別れ出来てないなぁーって。あの当時もちょっと話したかもしれないですけども。「金スマ」の時、「中居君とコントするのはどうだろう」みたいなね、でも僕もまだ・・うん、気持ちが・・なんか地に足が着いてないじゃないですけど、気持ちが地に着いてないというか。そんな時期だったんで。」
「ま、やっとけばよかったな・・っていう気持ちはもちろん・・やらさせてもらっとけばよかったな・・って思いもありますけども。あの判断は・・うーん・・やっぱ自信もなかったですし。2人でコントって なかなかやっぱり、しっかり稽古して・・しっかり練りながら、っていう・・あの時の判断は・・うーん 間違ってなかったんじゃないか、と思いたいっていうかねぇ~・・」
「えー・・3月・・えー、4月かな。まだ新型コロナウイルスの そのまぁ僕自身も まぁ知識不足だったり、うーん勉強不足・・まだ関心もそんなに無かったのかなぁ?・・・でも間違えなくいるのは、これ僕自身のことですけど、あのぉ~ 新型コロナの あの怖さ・・恐怖感みたいなこと? 恐ろしさを気付かせてくれたのは間違えなく、志村けんさん。岡江久美子さんでしたね。強烈に関心をこう・・本人は望んではないと思いますけども。僕の体感で言うと・・関心を高めさせてくれた出来事だったなのかなと思いますね。」
「岡江さん、岡江久美子さん。 うーん・・・そうねえ~「味いちもんめ」でやってる方が その前か・・希林さんだとか、野際さんだとか・・うーん 今井さんもそっか・・ね? うーん・・『またやりましょう』なんていうことが、ちょっともうねぇ・・うーん・・。」
「岡江さん、好きな人だったからなぁ・・。うーん なんとも好きな人だったなぁ♡ 明るくて、全くよこしまな感じがなくて。(笑)へへへっ・・フフ・・ なんて言うんだ? “よこしまな感じがなくて”って言うと他の人がよこしまな人だらけ、っていうわけじゃないですけど。 好きな人だったな~・・・」
「その後、役者さんで藤木孝さんっていまして。 「ナニワ金融道」で共演させてもらった俳優さんですけども。すごく色っぽい人で。なんせ、声がいいんですよ。うん。 「ナニワ」しか僕は あの共演してないんですけども。とにかく、色っぽい・・なんとも言えないんだよな、うん。舞台やられてる方の声なのかなぁ~・・とか、滑舌とかも 自分では真似したくても真似出来ないような。うん、色っぽい方で・・うん。」
「で・・「スマスマ」で一緒でした、斎藤洋介さん。ちょっと急でしたね~・・これは「スマスマ」で共演したのがもちろん最後になって。コントだとか、クイズあると回答者だったりとか。うん・・ユーモアがあって、大人の男性っていうのかな。うん。 なんか、コントだとかばっかり見てるとユーモアの方なのかなぁと思いながら、でもなんかお話すると、ね? 裏で話したりすると・・なんか深~い話してくれたりだとか・・・うん・・ 」
「ね?「スマスマ」で思い出しましたけど「スマスマ」の前に「がんばりましょう」って深夜番組があって、その前に「夢がモリモリ」があって。「夢がモリモリ」が始まったと同時に「いいとも」に出させてもらって。 その時、「夢がモリモリ」「いいとも」を・・のプロデューサーをやってた佐藤さんっていう人がいるんですけども。その方も今年、亡くなったんですね。」
「 “さとちゃん、さとちゃん”・・つって。 一番最初に・・僕らを・・バラエティの世界に(笑)その前は、なんかテレ朝だとかテレビ東京とかでもやってたんですけど。その時もうバラエティが大全盛期みたいな。で・・なんかジャニーさんが・・と一緒に会って。『じゃあやりましょう!』ってことになったのかなぁ・・。もう一番最初に引き受けていただいた、プロデューサー の方でした。 も~全然、それからなんかフジテレビ・・社員でもなく、なんか1人で制作やってたのかな?のんびり沖縄の方に移住されて・・みたいな話は聞いてたんですけど・・・・」
「三浦春馬くん。 もちろんゲストで色々と出てくれたことも何度かあって。でもね、僕が忘れないのは去年、おととしかな? 「FNS歌謡祭」をザッピングで見てたのかな。で、見てて・・ほんとに え~チャンネルをパッと変えた時に出てたのかな? で、最初見た時、誰かわかんなかったの。「ん!?誰だろう?」って。 1人で歌って 踊って。「え?誰?誰、だれ?」って。全然、三浦くんが歌って踊るってイメージが僕の中では、1ミリも無くて。ちょっと引き込まれちゃったのかな。」
「引き込まれた、って簡単に言いますけど・・ ま、僕個人ですよ? 引き込まれるにはやっぱりもちろん理由があるわけですよね? なんか、何かしらの要因があって。色んなアーティスト、歌手の人、バラエティの人、見ててもやっぱり自分が・・自分たちがこう、歩いて来た、走って来た感じの人達を見ても引き込まれはしない。「あ~、はいはい」そこ!知ってる知ってる、とか。ハハ(笑)「あー、やったやった」みたいな。それはそれで素晴らしいなー・・とか。カッコイイな、素敵だな、可愛いな、綺麗だな・・・あるんですけど。 簡単にその三浦くんに“引き込まれた”・・っていうのも、ホントに引き込まれた・・なんでだろう?」
「まず、歌が上手だったんです。 で、歌の上手な人いっぱい居ます。踊りも上手だったんです。で、歌って踊ってる人・・ はいはい、僕やったことあります。これで・・1人でやってる、ってまず引き込まれたのかな? 歌って、踊って・・『あ?なにこのコ?』って・・ 見たら、テレビの上の方とかに“三浦春馬”って書いてあったのかな・・でもなんか、ピンと来てないの。『え?みうらはるまくん? え?あの三浦春馬くんなのかな?』・・で、もう一つの要因が、引き込まれた最大の要因だと思うんですけども。おっきかったんですよ。 背が。うん。」
「僕は体小さいですし。で、歌っても踊ったこともある。ただ、歌って踊って、1人で・・のパフォーマンスなんて、テレビでほとんどやったことないですし。ライブでだったらありますけども。 で、僕なんかの世代って比較的やっぱりその、おっきい人って そんなに踊れるっていうか・・踊れるんですけど。踊るスピード・・機敏さ、シャープさっていうのは限られていて。 あ、こんなに歌えて、こんなに踊れて、これを1人でこの体格で・・っていうものが・・うん、僕はちょっと引き込まれてしまったのかなぁ~・・・ うん、軽い嫉妬みたいのもあったのかなぁ?・・うん・・ そん時はもう、僕は歌の活動はやってなかったんで 『あっ、もうこういう』・・ね?」
「グループで際立って踊りの上手い人、とかも「あ、こいつ上手いな」とか「そのボーカリスト上手いな」とか。うん、体が小っちゃい人でも大っきい人でも踊りの上手い人いるんだけども、歌って1人・・っていうのがね、うーん。・・見たかったなぁ・・。」
「竹内結子さん。 ・・・・最後に会ったのは 去年、の 春。 「仰天ニュース」のね、ハワイロケに来ていただきました。うんっ。あの当時のもちろんコメントとか、うーん・・ ね? なんかやっぱりその タイミングとか・・状況だとか、いきさつだとか、ねぇ?プロダクション会社の公式のコメントとかも・・コメントを ねぇ?見ても、まだなんか・・受け入れられてないような状況の中、コメントするっていうのがちょっと僕、苦手で。うん、そんなタイムリーな時にコメント出さなくても。」
「ねえ?「ワイドナショー」でも話しましたけど、ね? もう思い出もいっぱいありますし、思いもいっぱいありますし。うー・・ん 不思議としっかり届いていると・・思ってましたし。コメント出さなくても。テレビで話さなくても。うーん。」
「去年、僕だから ドラマ「白い影」で一緒になって。すごく根性のあるコで。うん! なんか、38度の撮影中に熱が出ても撮休なんか嫌がるというか・・迷惑かけるんで、って。まだその時、竹内結子ちゃん ハタチぐらいだったかな。 それからは、ちょこちょことお会いする機会ありましたけども。えー お付き合いは、ね?仕事上だけで なんかプライベートで連絡先とか知ってるわけでもないですし。プライベートでご飯を食べに行くような そんなような仲ではなかったんですけども。去年の「仰天ニュース」の時、ハワイロケ・・に来てくれて。で、その後 初めてご飯スタッフみんなで行きます・・って言った時に「一緒に行きます」って。その時、初めてお話したのかな。(笑)うん、ふふふふ 初めて。僕の向かいだったかな。ヒロミさん居て、鶴瓶さん居て。」
ごく、ごく、ごく・・(飲み物を飲む音)
トンッ =3
「そん時、ちゃーんと喋って。うん。」
「でもね、あん時 ・・おうちを ハワイの豪邸を巡るみたいな。誰か買うのかな?なんて言うような 何軒か回ってて。それで まぁお約束というかプールがあって。最初、ヒロミさんがジャバーンと落とされて、ほんで鶴瓶さん落とされて。で、ヒロミさん・・暗黙で僕も・・全然落ちます。押されるのか、自分からなのか。」
「これね、ホントに難しい・・これ皆さんに話してもよく分かんないかもしんないですけど。うー・・ん 僕も落ちるんですよ。僕、落ちるのは全然いいんですよ。 でも僕は・・うーん そうすると・・なんだろ。竹内結子ちゃんだけ落ちないじゃないですか。ね? そうすると、あのね “際立ち” と・・ん~・・ “浮き”って言うのかな。浮かしちゃ・・僕、浮かしたくないんですよ。この組織でいる時は。誰かを浮かしたくない。」
「でも、その浮きというのが、“際立ち”だったらば、いいんだけども。意図として際立ちだったらば。 これは際立ちじゃないな~・・僕が落ちちゃうと「女優・竹内結子」ちゃんだけ落ちないんだ~・・って見られるとせっかく来てくれたのに、見え方が良くないなって。」
「僕、全然落ちるの・・でも流れで「なんでオマエ落ちねえんだよ」「なんで落ちないんや、オマエ」・・や、全然いいんだけども これで落ちちゃったら、これ際立つな~・・じゃなくて、あの 竹内結子ちゃんノリが悪いなって見えたらヤダな~。でもどうしよ・・でも、まぁ・・ん、落ちますよね。バチャーン=3って「あぁ~・・」って。ハイ、オッケーです~。。みたいな。」
「そしたら、竹内結子ちゃんが「私も落ちた方がいいですか?」・・いやいやいや!落ちなくていい!落ちなくていい。全然落ちなくていい!(笑)そんなサービス要らないですよ。・・で、結局2人が落ちて面白かったーで、うん全然オッケー!わかったわかったー・・つって。で、僕の落ちたとこ無かったのかな。」
「些細なことなんだけども。 これは際立ちにならないな~・・でも、結子ちゃんは「え?私、落ちましょうか?」なんて。イヤイヤ・・そんなこと言わなくて大丈夫よ・・うん・・。 で、そのあと ご飯食べて。なんかいっぱい喋って、いっぱい笑ったんだな。うん・・」
「もうちょっとお話・・したかったかなぁ~・・ うーん・・」
「歌っ 」=3
スタッフ 「 ただ風が吹くから 」
曲:ただ風は吹くから ♪(竹内結子/1998)
~エンディング~
中居 「ねぇぇ~~・・・・ 終わっちゃいましたね。さあ来年はどんな1年になるんだろうか。 なんか、こんなこと出来ないのかな?って。あのー 世界同時に “もう一回、2020年”って出来ないかね? 2021年なんだけど、世界(笑)みんなで話し合って偉い人で。」
「来年・・2021年じゃなくて、もう一回2020年やってみない?って。で、年齢も 僕、次49だけど もう一回、48歳やってみない?みたいな。ね? やり直したい・・ってことは、僕もう一回、記者会見しなきゃいけないのか。(笑)おかしいでしょ、それは☆ハハハハ(笑)それおかしいでしょ!」=3
「 ダメか。無理か。 いや、無理だって☆」
「それではまた来週ぅ~♪ごきげんよう~♪」(^0^)/
「今週のおまけハガキ。東京都のみはるさん。」
おまけハガキ 「今日のカサカサ具合、教えてください」
中居 「今日、カサカサけっこうキテますね!うん! なんだろな~・・今、ちょっとさっきお手洗い行ったんですけども あの股間に パンツにたまってますね。粉が。」
(スタッフ 笑)
「結構ね、一番・・一番までいかなくても・・そこもカサカサするんですよ。また今度ぉ~♪」
\(^0^)/
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もう一回、2020年をやり直し。みんなで。
うん、なんかね気持ちわかる。
今年はコロナのこともあり、世界中「現実?」みたいなことばかり連続で。
今回、中居君がお話してくれたお亡くなりになった方々のことも・・今までとは違うというか・・現実味がないよね。
中居君ふうに言うと「ちゃんとお別れ出来ていない」ってことなのかなあ?
よく分かんないけど。
特にコロナでお亡くなりになった方のご家族は・・近くで看病したり、手を握って・・みたいなことも出来なかったりするし、世界中が混乱する中で心の痛みも整理もつかないまま・・みたいな状況かと思うとホントに「やり直し」出来たら・・そんなこと思ってしまうよね。
竹内結子さん・・あなたのきらきらした笑顔が浮かぶばかり・・。
全然信じられない。
久しぶりにかかった「ただ風が吹くから」♪がこんなに切なく聴こえたのは初めてだったな。。。。
でも、三浦くんもそうだけど、彼らが残した作品が封印されたり、暗いものにならないように・・ただただ、そう願ってしまう。
最後、ちょっとフザけて面白おかしく笑わせて・・明るくする中居君。
あなたの優しさに今年もたくさん救われたよ。
ありがとう。