結局のところ、
・説明責任を求める。
・改善を求める。
これらの行動を続けていく、広めていくことが重要なんだと思う。
ー ジャニーズ事務所に関する問題について。ー
現時点で 私が思っていることを書きたいと思います。
特にネットではかなりザワついている、ジャニー喜多川氏の件。
【ジャニーズに所属しているタレント、または過去に所属していた人】を応援している方の中で、“どうしてよいかわからない”・・戸惑っている方に届けばいいな・・少しでも何かのヒントやキッカケになるといいな思います。☆.+*
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日本の芸能界。事務所をやめたら干されるとか、表舞台で公平に取り上げてもらえないとか、そんな事を一般人までいつの間にか「常識」として「受け入れ」ていたり「諦めて」いる。
ちょっと待って。
それ、おかしいよね。
受け入れている自分って、おかしくない?
あれっ 私って 洗脳されちゃった? ・・と一度立ち止って自身に問いかけてもらいたい。
ジャニーズ事務所は 2019年に公正取引委員会から、「独占禁止法違反につながるおそれがある」として、これらについて「注意」を受けている。
その「注意」に対して、会社としてのコメントはこちら。
(2019年7月17日報道に関するご報告 :https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-204/ )
現状を見る限り・・
この文面にある『誤解を受けないように』組織として真摯に改善に取り組んでいるようには見えない。
そして最近、地上波などでは一切取り上げられていない大変な問題がある。
3月にBBCによって報道された「ジャニー喜多川氏の性加害」ドキュメント。
これについても、2019年の公正取引委員会の問題と似たような現象が起きている。
一般人がネットで見聞きしても反応が薄いこと。
さらに今回の恐ろしいことは、地上波や新聞などメインのメディアが取り上げないこと。恐ろしいことだと思う。
何が恐ろしいって?
諦めなのか?・・
知ったかぶりで 笑いのネタにする者、
災いが過ぎ去るのを待つ者もいる。
現実を知ったにも関わらず、「異常」を見て見ぬふりして、やり過ごす。
解決されることない異常は常態化され、いつしか世の中の常識のようになっていく。
これって 誰かのどこかの大きな力を持つ人の“思うつぼ”ではないですか?
そして、その大きな力を持つ組織と利害関係にある人々・・メディアもそう。
この問題点を取り上げない、広く伝えないメディアによって隠され、社会的な問題は是正されず、被害者は増え続ける。
どうせあの会社は 意見など聞かないよ~www
と半笑いの“事情通”がゾロゾロ居るのも、なんとおぞましいことか。💧
たしかに。
現在、ジャニーズ事務所のお問い合わせの窓口は閉鎖的な状況のようだ。
しかし「言っても無駄」という状況は、社会が・・つまり、私たち1人1人が許した結果、出来上がってしまったのではないだろうか。
このままでは、変わるものも変われない。
良くなるものも、良くならない。
今、「私には直接関係ない」「被害は及ばない」と思っている人。
回り回って、大なり小なり無関係ではいられないのではないか。
ジャニーズの所属タレントのファンであれば、推しが会社の“お気に入り”で良い待遇を現在受けていても、明日のことは分からないことを知っていると思う。
その上、このジャニー氏の問題が改善されないと、悪評は世界的に広がり続ける。今後の彼らのキャリアに影響を及ぼすことは想像に難くない。
今、彼らが契約している様々な仕事も・・今後はビジネスパートナーとして選ばれなくなる、拒否される可能性がある。
これは、現在ジャニーズ事務所に所属してるタレントだけとは言いきれない。
すでに退所した人たちも疑いの目で見られることや・・実際、見当違いな「責任」を追求する者さえ出ている。
私たちが このまま黙っていることで・・
被害者である彼らの苦しみや痛みが増えることはあっても、減ることはないのではないかと思う。
この現象は「社会を映す鏡」・・非常に象徴的なこと。
マスコミは大きな力と利害関係にあり、人々に真実を伝えない。
大きな力=組織 が隠そうとすることは一般人にとって不利益なこと。
ー 身を潜めて 通り過ぎるのを待ってる人。
それは大きな力が望んでいること。まさに「思うつぼ」状態。
大好きな人に災いが降りかかるのでは!?💦と心配して、事を荒立てないようにジッと身を潜めている人。
気持ち悪い、怖い、知りたくない、楽しいことだけでいいわ、という人。
いろんな人が居ると思う。
でももう、過去には戻れないですよ。
SNSのなかった時代とは違い、情報がネット上に出ると消えることはない。
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ここで、少し私自身のことを話しますね。
・・意外と私と同じような人も多いのではと想像しています。
今回のジャニー喜多川氏の件。
「ジャニオタはみんな知ってた」と言う人がいるが、違和感がある。
(私自身、ジャニオタという言葉そのものが好きではないし、自分をジャニオタと思ったことは無いが都合上、この言い回しにしますね)
もちろん、事情通で詳しく知っていた人もいるのでしょう。
しかし、私個人は・・・
ジャニー氏の事件のことは本当に知らなかった。
知ったのは、2016年以降...いわゆる“SMAP騒動”と呼ばれるあの波乱の日々の中で、この罠の大元はなんだ!? 何が起こっている!? と調べる中で見かけたネット上の情報。
しかも断片的で、矮小化?され「セクハラ」という言い回しだった。
その時、過去に暴露本が出されていたこと。訴訟により裁判が行われ、最終的にジャニー氏が敗訴したこと。これらを知った。
それでも、暴露本はいまだに読んだことはなく。内容の詳細は知らない。
どんな裁判だったのか、詳細は分からなかった。
私は「ジャニー氏が所属タレントに手を出して民事の裁判で負けた。」が、大々的に事件として報道されていないし、会社社長として変わらずに社会的地位にいるのだから、深刻な事件ではなさそう、と勝手に思ってしまった。
その後も、事務所所属のタレントたちが、明るくジャニー氏のエピソードを面白おかしく披露し、メディアはそれを流し続けた。
セクハラ、この短縮した4文字の言葉のマジック。宴会で部長が抱きついてきた・・キスしてきた・・みたいなレベルに勝手に自分の中でおさめていた。
気が付かないうちに、私も「洗脳」されていたんだと気が付いた。
または「そう思いたかった」のかもしれない、と。自分が応援する人があんなにも慕っている人なんだもの … 悪い人じゃない、と。☆.+*
自分がなぜ「セクハラ」と軽く捉えてしまったのか・・
自分と向き合い、対話しました。
今回、2017年に強姦罪が強制性交等罪に改正されるまで、日本では男性が性犯罪の被害者になる想定さえされていなかった、という事実も初めて知った。“事件”として扱われず、単なるゴシップ扱いにされたのには、こうした日本社会の意識も関係していたのかもしれない。
自分がいかに無知だったか、認識が甘かったか・・認めるしかない。
「ジャニオタはみんな知ってた」
は語弊がある。情報の認知は個人差がある。
これだけ多くのタレント、ファンを抱えている分、ライトなお茶の間ファンも多い。
ましてや、SNS普及する前のことテレビや新聞できちんと取り上げなければ広まることもなかったのだと思う。
事実、私は90年代からSMAPファンだったけれど、当時は知らなかった。
私のような人も多いと思う。
自分の思い描いた“ジャニーさん”ではないことにショック受けている人も多いのかもしれない。
自分が応援している大切な人のことを案じ・・心を痛めている人も多いでしょう。
心配しているのであれば、なおさら
・説明責任を求める。
・改善を求める。
これらの行動を続けていく、広めていくことが重要なんだと言いたい。今一度、よく考えてみて欲しい。
彼らのために。
自分自身のために。
うやむやにしない。
パンドラの箱は開いたのだから。
元には戻れない。
騒ぎが過ぎ去り、平穏が戻ることを待っている人もいるかもしれない。でも、自分の胸に手を当てて問いかけてみませんか。
今が変われるチャンスだから。🌈
改善して、未来を少しでも明るいものにするために。
笑顔で 今日もエンタメの世界で表舞台に立っている彼らが、今後、不当な扱いを受けないためにも。
彼らのエンタメを堂々と楽しむためにも。自分自身にウソをつかないためにも。
結局は、株式会社ジャニーズ事務所 という組織にきちんと真摯に対応してもらう、それしか残された道はないのではないか。
※4/15に関連記事をアップいたしました。↓↓
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